貧しい人は与える必要があるのでしょうか?

 

神は聖書をとうして貧しい人こそ与える必要があると命じておられます。 あなたが貧しければ貧しいほど、あなたは与える必要があるのです。

与えることは、すなわち収穫のための種まきなのです。

「私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。 ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。 神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ちたりて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。」                     Uコリント9:6−8

「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。 人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」                     ルカ6:38

多くの収穫を得る為には、種を蒔くことが唯一の方法なのです、ですから貧しい人ほど、種を蒔く必要があるのです。

 

イエス様はやもめが、彼女自身の生活費も含む全財産である二つのレプタ (非常に小額のお金)を捧げたことを見られて、そのやもめの行為をほめられました。

「さてイエスが、目を上げてご覧になると、金持ちたちが献金箱に献金を投げ入れていた。
また、ある貧しいやもめが、そこにレプタ銅貨二つを投げ入れているのをご覧になった。それでイエスは言われた。 ”わたしは真実をあなたがたに告げます。 この貧しいやもめは、どの人よりもたくさん投げ入れました。みなは、あり余る中から献金を投げ入れたのに、この女は、乏しい中から、持っていた生活費の全部を投げ入れたからです。”」                       ルカ 21:1−4

「それから、イエスは献金箱に向かってすわり、人々が献金箱へ金を投げ入れる様子を見ておられた。 多くの金持ちが大金を投げ入れていた。 そこへひとりの貧しいやもめが来て、レプタ銅貨を二つ投げ入れた。それは一コドラントに当たる。 すると、イエスは弟子たちを呼び寄せて、こう言われた。 ”まことに、あなたがたに告げます。 この貧しいやもめは、献金箱に投げ入れていたどの人よりもたくさん投げ入れました。 みなは、あり余る中から投げ入れたのに、この女は、乏しい中から、あるだけを全部、生活費の全部を投げ入れたからです。”」                    マルコ 12:41−44

 

イエス様は予言者エリヤが貧しいやもめの助けによって、生き延びることができたことを喜ばれました。

「わたしが言うのは真実のことです。 エリヤの時代に、三年六か月の間天が閉じて、全国に大ききんが起こったとき、イスラエルにもやもめは多くいたが、エリヤはだれのところにも遣わされず、シドンのサレプタにいたやもめ女にだけ遣わされたのです。」

ルカ 4:25−26

「すると、彼に次のような主のことばがあった。”さあ、シドンのツァレファテに行き、そこに住め。見よ。わたしは、そこのひとりのやもめに命じて、あなたを養うようにしている。” 彼はツァレファテへ出て行った。その町の門に着くと、ちょうどそこに、たきぎを拾い集めているひとりのやもめがいた。そこで、彼は彼女に声をかけて言った。 ”水差しにほんの少しの水を持って来て、私に飲ませてください。” 彼女が取りに行こうとすると、彼は彼女を呼んで言った。 ”一口のパンも持って来てください。” 彼女は答えた。 ”あなたの神、主は生きておられます。 私は焼いたパンを持っておりません。 ただ、かめの中に一握りの粉と、つぼにほんの少しの油があるだけです。ご覧のとおり、二、三本のたきぎを集め、帰って行って、私と私の息子のためにそれを調理し、それを食べて、死のうとしているのです” エリヤは彼女に言った。 ”恐れてはいけません。行って、あなたが言ったようにしなさい。しかし、まず、私のためにそれで小さなパン菓子を作り、私のところに持って来なさい。それから後に、あなたとあなたの子どものために作りなさい。 イスラエルの神、主が、こう仰せられるからです。 『主が地の上に雨を降らせる日までは、そのかめの粉は尽きず、そのつぼの油はなくならない。』” 彼女は行って、エリヤのことばのとおりにした。彼女と彼、および彼女の家族も、長い間それを食べた。エリヤを通して言われた主のことばのとおり、かめの粉は尽きず、つぼの油はなくならなかった。」                                         T列王記17:8−16

 

貧しい人は犠牲を払わなければならないのです

「あなたがた自身を贖うために、主に奉納物を納めるとき、富んだ者も半シェケルより多く払ってはならず、貧しい者もそれより少なく払ってはならない。」            出エジプト30:15

「しかし、もし彼女が羊を買う余裕がなければ、二羽の山鳩か、二羽の家鳩のひなを取り、一羽は全焼のいけにえとし、もう一羽は罪のためのいけにえとしなさい。祭司は彼女のために贖いをする。彼女はきよめられる。」                 レビ記12:8

「 その者が貧しくて、それを手に入れることができないなら、自分を贖う奉献物とするために、雄の子羊一頭を罪過のためのいけにえとして取り、また穀物のささげ物として油を混ぜた小麦粉十分の一エパと油一ログを取り、また、手に入れることのできる山鳩二羽か家鳩のひな二羽を取らなければならない。その一羽は罪のためのいけにえ、他の一羽は全焼のいけにえとする。」             レビ記14:21−22

 

貧しい人々は差別されてはならない

「不正な裁判をしてはならない。弱い者におもねり、また強い者にへつらってはならない。あなたの隣人を正しくさばかなければならない。」             レビ記19:15

出エジプト23:3

「また、その訴訟において、貧しい人を特に重んじてもいけない。」